世の中は著しく変化していっています。解消しなければならない問題はたくさんありますが、一人一人の存在が守られる社会づくりが少しずつ進展していっているとも感じています。企業も働く従業員もその家族も皆が守られるそんな社会を実現したいという想いから、協会を立ち上げました。理想論ではなく実現可能なwin-win-winな世界を創っていきたい。そのために少しでもこれからの社会にお役に立てられれば嬉しく思います。
時代の変化、情報化社会、少子化、教育の難しさなど様々な変化に合わせた組織づくりが迫られています。今後も生き残っていく企業になるためには社内環境を整え、従業員にとって「働きやすさ」だけでなく、「働きがい」のある企業にしていくことが求められていると思います。そこを目指す第一歩として、ハラスメントを起こさない企業風土づくりをお手伝いしていきます。人間関係問題は初めはちょっとしたコミュニケーションのズレから始まります。それが積もり積もってどうにも解決することが難しい問題へと発展していきます。人間関係問題は予防が大切です。ぜひ、私たちでより良い社会を創っていきましょう。
一般社団法人ハラスメント対策優良企業認定協会 代表理事 岩﨑恵美
企業と働く人とその家族とともに働きがいのある職場づくりを通じて、よりよい社会を創造する
人間関係において、人の認知や精神状態、周囲との関係性からハラスメントは起こりうると捉え、
①ハラスメントに対する予防
②起きた時の対応
③再発防止
の三つの柱について社内のガイドラインを定め、継続的に対策を取っていくことを提案します。作成したガイドラインを社内に公表し、研修などを行い社員一人一人が主体的にハラスメントが起こらない心理的安全性が保たれた職場づくりを行っていけるよう支援していきます。
ハラスメント対策優良企業の認定事業
継続的なハラスメント対応のための認定更新事業
ハラスメント対応力向上のための研修・相談窓口担当者研修の提供
外部相談窓口機関の紹介
認定マーク協力機関の紹介
ホームページ等を活用したハラスメント対応力向上のための広報活動 など
岩﨑恵美
(NPO法人日本心理教育ラボ理事長、公認心理師、キャリアコンサルタント、シニアブリーフセラピスト、NLPマスタープラクティショナー)
流通業界の大手企業に総合職で入社。妊娠により退社後は、3人の子育てをしながら英語教室を開き、PTAでは会長を2度引き受けるなど積極的に参加し地域活動に貢献。その間並行してNLPや心理学を学び、2010年からカウンセリングサロンWISDOM HOUSEを経営。2012年にはNPO法人日本心理教育ラボを設立し企業の組織開発に尽力している。
今、世の中は大きく変動していて、私が子どもの頃の常識は多くの場面で覆ってきています。組織の常識も例に漏れることなく移り変わっていきます。これからの組織は心理的安全性のある何でも話せる空間を前提として、生産性が上がっていくことになるでしょう。組織開発は必須で、ハラスメント対策はその入り口です。ハラスメント対策を行うことを機会とし、すべての人が参加活動しやすい職場づくりを目指すことを応援しています。
都築冨士男
(株式会社都築経営研究所 代表取締役)
大学卒業後ダイエーに入社し食料品の仕入れに従事。ジュエルコー・ダイエーの取締役に就任後ダイエーとの米国企業の合弁会社に出向しハワイ勤務となる。ローソン再建のためにローソンの代表取締役に就任し帰国。再建不能と言われていたローソンを再建する。日本ドリーム観光社長を経て独立後は都築経営研究所の代表取締役としてコンサルティング、企業顧問、講演活動を行っている。株式会社農商工連携推進本部代表取締役とSDG'sソーシャルデザイン協会代表に就任しSDG'sの普及と取組支援活動や中小企業と農業、農村の活性化の支援でも活躍中。2022年にはSDG's志国連合国を建国し代表に就任。内閣官房地域活性化伝道師なども担っている。
企業や地域や社会の課題を解決し時代の変化に適応させることが経営者やリーダーの仕事です。私は、2022年7月4日に「SDG's志国連合国」を建国し、四国の課題解決に取り組んでいます。日本の人口は、2008年から減少しています。これに対して、四国は1985年より人口減少が始まっています。四国が人口減少、高齢化において我が国の先行指標です。四国が元気になれば国の未来も明るくなります。そんな思いで四国の課題に取り組んでいます。このたび一般社団法人ハラスメント優良企業認定協会の「企業と働く人とその家族のとともに働きがいのある職場づくりを通じてよりよい社会を創造する」という理念に共鳴し、理事に就任させていただきました。この協会の活動を皆さんとご一緒にお応援できればと思っています。多くの企業様に、この活動へのご参加をお願いいたします。
荒木義雄
(あらき社労士事務所代表、特定社会保険労務士、ハラスメント防止コンサルタント(公益財団法人 21世紀職業財団)
健康経営エキスパートアドバイザー(東京商工会議所)メンタルヘルス・マネジメント検定 Ⅱ種、両立支援コーディネーター(独立行政法人 労働者健康安全機構)
奈良県社会保険労務士会、NPO法人 障害年金支援ネットワーク、一般社団法人 日本報連相センター、けんりようご・ねっと奈良に所属する。趣味は奈良マラソン10Kmとサッカー。座右の銘「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ(リクルート江副浩正氏)」を携え、経営理念として「荒木さんに出会って良かった」をめざし活動している。
職場は働く人が人生の中で多くの時間を過ごす場所です。そして様々な人間関係や仕事を通して人は成長していきます。そのような職場でハラスメントに遭い、つらい思いで仕事を続けることは本人にとっても会社にとっても大きなマイナスです。職場でハラスメントを予防し、なくすことは本当に大切なことです。皆さまと一緒に『安心して笑顔で働くことができる職場づくり』に取り組んで行きたいと考えています。
寺本幸司
(有限会社ライト・ライズ代表取締役。飲食店7店舗、障がい者就労支援事業、コンサルティング事業を運営)
高い離職率と人不足に悩む飲食業界において、正社員6年連続離職ゼロを達成。全社員を学生アルバイトから正社員に登用する事で採用費ゼロを実現。社員の採用は、社員の話し合いにより決定しボーナスや昇給昇格も社員主導で決定する自走型の組織を作っている。 「よい風土や雰囲気づくり」のための社内コミュニケーションの方法を心理学や脳生理学を活用して理論的に解説し組織運営のサポートを行なっている。
近年ハラスメント問題は大きくなり続け、その対応は企業だけでなくそこで働くすべての人にとって必要なものとなってきているように感じます。以前なら当たり前だったコミュニケーションがハラスメントとなりトラブルになってしまう時代です。トラブルを防ぎ働きやすい環境を作るためには、学び合い共に作る努力が必要なのではないでしょうか。問題の多くは些細なコミュニケーションのミスから発展する事も多く、学びのきっかけや理解し合う機会を設けることでトラブルが大きくなる前に対応する事も可能となります。みなさんが気持ちよく働け、トラブルを未然に防ぐ環境づくりのためにお手伝いをさせて頂ければ幸いです。
小室友里
(講演家、タレント、心理カウンセラー、メンタルトレーナー、一般社団法人恋愛スキル協会Licomo理事、LGBT基礎理解検定上級(LGBT検定)取得、日本性科学学会会員、Kiss FM KOBEパーソナリティ)
全国の商工会議所、ロータリークラブ、経営者会で「ハラスメント社員を生まないコミュニケーション術」「女性を味方につけるセクハラ予防法」「経営者が知っておくべき男女コミュニケーションスキルアップ講座」など、男女間に特化したコミュニケーション術を講演。聴衆はのべ5,000人以上。KissFMKOBE「BNI阪神南presents ExpartVoice」パーソナリティ。90年代を代表する元セクシー女優。当時の経済効果は60億円とも言われる。2022年未成年者取消権失効にあたり、若年成人のAV出演による被害防止のため国会へ出向き意見陳情。立憲民主党塩村あやか議員国政報告会にて「AV出演被害防止救済法」に関するスピーカーとしても登壇している。
講演やセミナーに参加する多くの経営者のモチベーションは「売り上げを上げるため」です。その反面、売り上げアップや組織運営に欠かせないと言われる労働者のエンパワーメント、特に女性のそれに目を向けられる方はまだまだ少ないように感じております。占有から共有へ。モノからコトへ。様々な価値観が激変する昨今、これを読まれている経営者だけでなく、働いてくださる労働者とも一緒に、「これまで」の価値観から「これから」の価値観としてのハラスメント予防をいち早く取り入れることで、売り上げを作る経営に転換できるのではないでしょうか。それが「企業と働く人とその家族とともに働きがいのある職場作り」になり、「より良い社会を創造する」ことに繋がります。男女間の心理の違いを用いて、ハラスメント予防のお手伝いができることを幸いに存じます。